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ボリビアのバス事故先日のアマノさんの「ボリビアのシマウマ交通誘導」の記事で

ボリビアの運転マナーが悪いというという話がありましたが、

確かにボリビアでは交通事故のニュースをよく耳にします。

そこで今回は、マナーが悪いといわれる交通事情について書きたいと思います。

ボリビア国内の交通事故の件数や、死亡者の統計などはあまり公開されておらず

正確な数字を取ることは難しいのですが、

最近のニュースから日本のそれと比較して、

どれほど交通マナーへの意識が薄いか、あるいは危険か

数字を出してみたいと思います。

交通事故といっても幅広いので、

今回は「バスの事故による死亡者数」に絞って考えます。

日本のバス事故による死亡者数

まずは、日本の実態から。

国土交通省の公開しているデータによると、平成23年にバスの事故で亡くなった方は

乗合バス(32名)、貸切バス(27名)合わせて59名が報告されています。

国土交通省 自動車総合安全情報

日本のバス事故死亡者数 2013

一方ボリビアはどうでしょうか。公開された公式データは(おそらく)ありませんので

直近の2014年6月~8月に報道された「バス」に限定した死亡事故を取り上げてみたいと思います。
※事業車でもワゴン車などは含めていません

6月22日 オルーロ県 1人死亡

Un muerto y 16 heridos tras vuelco de bus internacional

7月10日 ラ・パス県 4人死亡

Sube a 7 muertos y 30 heridos el saldo de dos accidentes de tránsito en La Paz

7月11日 ラ・パス県 3人死亡

Sube a 7 muertos y 30 heridos el saldo de dos accidentes de tránsito en La Paz

8月16日 ラパス県 6人死亡

Brasileño, alemanes e italianos entre los heridos en un accidente

8月31日 オルーロ県 9人死亡

Brasileño, alemanes e italianos entre los heridos en un accidente

以上のように直近3ヶ月で23人の方がバス乗車中の事故によって命を落としています。

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もちろん報道されていない事故や、報道されていても拾えていない記事もたくさんありますので、

ミニマムな数字と言っていいと思います。

では、かなり少く見積もった23人という数字を基に年間の犠牲者を考えてみると

12ヶ月間で92人。

単純に死亡件数だけで日本の1.6倍にも及びます。

さらに、ボリビアの人口は約1000万人ですので、日本の約12分の1。

人口比率で考えると、

日本は1億2000万人に59人の死亡者(約200万人に一人)に対して、

ボリビアは1000万人で92人の死亡者(約10万人に一人)。

実に200倍となります。

実に乱暴な統計で、厳しいご指摘をたくさんいただきそうですが、

ボリビアの交通事情は日本のそれとは大きく異なることは間違いないと言えると思います。

まずは現状をしっかりと把握するところからでしょうか。

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リュータ
リュータ

海外生活4カ国目の南米ボリビア。資源が豊富なこの国はなぜ貧しいのか・・・年収20万のボリビア人は年収200万の日本人よりはるかに富んでいるとか